転職活動に取り組みたいが時間がない

ご相談内容

こんにちは。

私は中小企業の人材系サービス会社で4年働いています。派遣やアウトソーシングの事業をしており、日々捌く仕事の量が多いため、毎日仕事が終わるのが21時以降です。
転職エージェントに登録し、面談を行ったのですが、日々仕事に追われており、職務経歴書を作成する時間や推薦される企業を選ぶ時間があまり取れません。
平日の朝は現職での仕事があり、疲れも溜まっていることから休日もなかなかやる気が起きません。できれば平日に転職活動を進めたいと考えています。

面接も平日の日中となると、現職の業務が調整しにくい状況です。直前に有給申請をすると、社内からもあまりいい目で見られません。
どのようにスケジュール調整をしていくと、転職活動が進めやすくなるのでしょうか。

相談室長の回答

株式会社one-recollection代表取締役
近藤 奎祐
リクルートキャリア社にて中小企業を中心に200社以上の中途採用を支援。支援企業のなかで、83.4%を採用成功まで導く。2019年に(株)one-recollectionを設立後、法人向けの採用クリエイティブ事業と、[きづく。転職相談]のキャリア相談事業を展開。年間で400名以上の転職・複業・独立希望者との面談を実施し、幅広い視野でキャリアコーチングすることが可能。

ご質問ありがとうございます。たしかに転職活動の時間が確保できないのは、現職多忙な方の「あるある」ですよね。

ご質問の回答とは逸れますが、絶対に避けた方が良いのは『退職してから転職活動を行うこと』です。これはデメリットしかありません。(実際に『退職してから転職活動をするなんて計画性がない人物だ』と評価する企業を数多く見てきました)
退職後の転職活動は最終手段だと思ってください。

本題に戻りますが、今回のお悩みの解決方法は2つあると思います。
1つは、平日の仕事終わりの1時間を転職活動の時間にすることです。自己分析や履歴書作成、志望企業軸の考察など、自分と向き合う時間を作ってみてください。
もう1つは、週に1回もしくは隔週に1回、『企業面接を受ける日』というのを設けることです。定期的に企業と向き合う時間を作ってみてください。有給休暇を計画的に活用して、面接を1日に2〜3件まとめて受けるのもよいでしょう。
上記の2つに関連するのは、行動をルーティン化することです。

おそらく相談者さまは多忙なことを理由に、やらない理由を探してしまう傾向があるように思われます。転職活動をルーティン化して、「動かないと気持ちが悪い」状態になれることがベストです。

ただ…厳しいことを言えば、『休日になかなかやる気が起きない』という状態になるのは、結局はその程度の転職意欲だということです。そのような気持ちが続くようであれば、現職に止まって頑張ることも考えてみてはいかがでしょうか。

本サイトにはプロモーションが含まれます。